去る3月13日(土)、午後1時30分より
資料館2階の視聴覚室において、
平成21年度第6回目となる
浅川兄弟講座が開催されました。
「浅川兄弟をめぐる、この1年の動き」
というテーマで、講師は、
『朝鮮の土となった日本人』の著者で
元・津田塾大学教授の高崎宗司氏と、
『回想の浅川兄弟』の共編者、
深沢美恵子氏のお二方。
高崎氏は、2009年に行われた
浅川兄弟関連の講演会や、
新聞・雑誌等の記事等を
韓国のものも含め、多岐にわたり紹介。
「巧と林業」という、新しい切り口もありました。
また深沢氏は昨年4月から7月にかけ、
大阪市立東洋陶磁美術館で開催された、
「浅川伯教が愛した韓国のやきもの」展の
展示内容を詳しく紹介。
約2時間の講演後には、
20名ほどの参加者の方々と、
活発な質疑応答がかわされました。
浅川兄弟講座は、来年度も開催の予定です。
詳細につきましては、決まり次第、
このブログでもお知らせいたしますので、
どうぞご期待ください。