秋も深まり、資料館駐車場の植木も
すっかり赤く色づきました。
先日の浅川講座では、
下條先生がご自宅の柿の枝を持参して下さいました。
北杜では甲州丸という柿がよくつくられています。
干し柿にすると絵になりますし、甘くてとても美味しいです。
是非味わってみてくださいね。
さて11月の休館日をお知らせします。
1日、8日、15日、22日、29日、30日は休館いたします。
また、浅川資料館の向かいの高根郷土資料館ですが、
改装に伴いまして、11月よりご利用いただけませんのでご了承ください。
浅川資料館は、平常通り開館しております。
★休館日はブログ内の最新休館日カレンダーでご確認ください
北杜市役所内の当館公式HP
★2017年4月から2018年4月までのブログは
下記リンク先でご覧ください。
出版物の紹介などもあります
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【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【観覧料】 大人210円 小中生100円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円
〒408-0002
山梨県北杜市高根町村山北割 3315
(ホクトシ タカネチョウ ムラヤマキタワリ)
電話:0551ー42ー1447
FAX: 0551ー47ー4784
2010年10月23日土曜日
2010年10月22日金曜日
浅川兄弟がいた甲府を歩く
10月9日(土)に、第4回浅川兄弟講座
参加者の皆さんは傘をさしながら、
まず、浅川政歳家の墓参をしました。
▲墓参の様子です
浅川政歳は農林学校時代の親友で、
後に巧の義弟となった人です。
巧の最初の妻・みつゑの墓は、
実家である浅川政歳家の墓地内に
「東向きに十字架を立てて」あったと、
巧の日記に書かれています。
1922(大正11)年の年越しに、
巧は龍岡の政歳宅を訪れ、
政歳、娘の園絵とともに
みつゑの墓参をしました。
次に訪ねたのは、巧が1907(明治40)年から
1911(明治43)年まで通った
(旧竜王村)赤坂の山梨県立農林学校跡地です。
巧は第4期生として入学。
兄・伯教と旧池田村に住んでここへ登校しました。
池田村では、小宮山清三と懇意になります。
彼との交際を通して、朝鮮に関心を抱いたり、
甲府メゾジスト教会で受洗したりと、
兄弟にとって、伯教より4歳年上の小宮山は、
示唆に富んだ人物であったと言えるでしょう。
小宮山家では、清三の孫に当たる小宮山要さんから、
貴重な資料ともども、ご説明をいただきました。
▲小宮山家にて
午後は甲府教会にて、金明淑牧師から
メソジスト教会についてのお話を伺うことからスタートしました。
▲メゾジスト教会にて
朝鮮で兄弟は明洞教会に所属しており、
当時の教会内の雰囲気などについても言及され、
参加者の方からも活発に質問が寄せられました。
その後、小宮山清三が使用していた文庫蔵が
移築されている中央市へ移動し、
当主の志村美郎氏からお話を伺うとともに、
蔵内の見学をさせていただきました。 ▲移築された文庫蔵
梁や階段などは、往時を偲ばせる
しっかりしたつくりで、この蔵に伯教も巧も、
そして柳宗悦も入ったのだと、しみじみ見入ってしまいました。
木喰仏が何処で発見されたのかなど、
話題に事欠かない見学時間でした。
最後の見学場所、県立農林高等学校100周年歴史館内の
通信簿や『神農』に寄稿したページなど、学生時代の巧が、
実に生き生きと活動していたことが見て取れました。
兄弟が甲府で過ごした数年は、 その後の彼等の人生に、
大きな指針となったことは間違いないでしょう。
「浅川兄弟がいた甲府を歩く」の見学会が行われました。
当日は朝から雨模様でしたが、参加者の皆さんは傘をさしながら、
まず、浅川政歳家の墓参をしました。
▲墓参の様子です
浅川政歳は農林学校時代の親友で、
後に巧の義弟となった人です。
巧の最初の妻・みつゑの墓は、
実家である浅川政歳家の墓地内に
「東向きに十字架を立てて」あったと、
巧の日記に書かれています。
1922(大正11)年の年越しに、
巧は龍岡の政歳宅を訪れ、
政歳、娘の園絵とともに
みつゑの墓参をしました。
次に訪ねたのは、巧が1907(明治40)年から
1911(明治43)年まで通った
(旧竜王村)赤坂の山梨県立農林学校跡地です。
巧は第4期生として入学。
兄・伯教と旧池田村に住んでここへ登校しました。
池田村では、小宮山清三と懇意になります。
彼との交際を通して、朝鮮に関心を抱いたり、
甲府メゾジスト教会で受洗したりと、
兄弟にとって、伯教より4歳年上の小宮山は、
示唆に富んだ人物であったと言えるでしょう。
小宮山家では、清三の孫に当たる小宮山要さんから、
貴重な資料ともども、ご説明をいただきました。
▲小宮山家にて
午後は甲府教会にて、金明淑牧師から
メソジスト教会についてのお話を伺うことからスタートしました。
▲メゾジスト教会にて
朝鮮で兄弟は明洞教会に所属しており、
当時の教会内の雰囲気などについても言及され、
参加者の方からも活発に質問が寄せられました。
その後、小宮山清三が使用していた文庫蔵が
移築されている中央市へ移動し、
当主の志村美郎氏からお話を伺うとともに、
蔵内の見学をさせていただきました。 ▲移築された文庫蔵
梁や階段などは、往時を偲ばせる
しっかりしたつくりで、この蔵に伯教も巧も、
そして柳宗悦も入ったのだと、しみじみ見入ってしまいました。
木喰仏が何処で発見されたのかなど、
話題に事欠かない見学時間でした。
最後の見学場所、県立農林高等学校100周年歴史館内の
浅川巧コーナーでは、野田光彦先生に、
▲農林高校にて通信簿や『神農』に寄稿したページなど、学生時代の巧が、
実に生き生きと活動していたことが見て取れました。
兄弟が甲府で過ごした数年は、 その後の彼等の人生に、
大きな指針となったことは間違いないでしょう。
2010年10月21日木曜日
浅川講座「巧の日記を読む」のお知らせ
次回の浅川講座
「巧の日記を読む(第5回)」のお知らせです。
10月23日 午後1時30分から
資料館2階の視聴覚室にて行います。
下條順子氏の朗読と当館学芸員の解説で、
浅川巧が朝鮮での暮らしを綴った日記の
5月分を読み解きます。
5月は、巧自身が信仰したキリスト教に関して、
また李氏朝鮮王妃の閔妃や、李垠と方子女王との子
李晋についての記述が見られます。
当時、朝鮮に生きた1人の日本人の飾らない日記から、
当時の時代背景が生き生きと浮かび上がります。
参加をご希望の方は、
資料館(0551-42-1447)までご連絡ください。
※資料代として各回500円を頂いております。
各回毎のご参加、また当日のご参加もお待ちしております。
2010年10月2日土曜日
「巧の日記を読む」が行われました
10月 休館日のお知らせ
10月に入り、朝晩に四季の移ろいを感じます。
「秋」という言葉の起源は、
『収穫がア(飽)キ満ちる』や
『草木の葉がアカ(紅)クなる』
など諸説あるそうです。
もうじき新米や新蕎麦も出始めますし、
東沢大橋や尾白渓谷などの紅葉も楽しみですね。
是非、語源のままの秋を見つけにお越しください。
(紅葉情報は北杜市ホームページの観光情報からご覧頂けます)
◆10月の休館日についてのお知らせです。
4日(月)、12日(火)、18日(月)
25日(月)、29日(金)は 休館致します。
※体育の日の11日(月)は開館いたします。
◆10月9日 浅川兄弟講座
「浅川兄弟がいた甲府を歩く」の
お申込も引続き受付中ですので、
参加ご予定の方は
資料館(0551-42-1447)までご連絡下さい。
「秋」という言葉の起源は、
『収穫がア(飽)キ満ちる』や
『草木の葉がアカ(紅)クなる』
など諸説あるそうです。
もうじき新米や新蕎麦も出始めますし、
東沢大橋や尾白渓谷などの紅葉も楽しみですね。
是非、語源のままの秋を見つけにお越しください。
(紅葉情報は北杜市ホームページの観光情報からご覧頂けます)
◆10月の休館日についてのお知らせです。
4日(月)、12日(火)、18日(月)
25日(月)、29日(金)は 休館致します。
※体育の日の11日(月)は開館いたします。
◆10月9日 浅川兄弟講座
「浅川兄弟がいた甲府を歩く」の
お申込も引続き受付中ですので、
参加ご予定の方は
資料館(0551-42-1447)までご連絡下さい。
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