上の写真は池順鐸作の「白磁無地壷」です。
高さ45cm、円周は最大で133cmあります。
伯教は、李朝白磁と初めての出会いについて、
「白い壷がぽかっと電灯の下にあった。
この穏やかに膨らんだ丸い物に心を引かれて
立ち止まって暫見入った」と書いています。
それは、もしかすると、
こんな感じの壷だったかもしれません。
下の写真も池順鐸の作品です。
左が「粉青印花文瓶」で、高さ35cm。
右が「白磁無地瓶」で、高さ31cm。
高麗時代の青磁から、粉青沙器を経て、
李朝の白磁まで、
池順鐸は一人で数百年分の技を、
身につけていたことになります。
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【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【観覧料】 大人210円 小中生100円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円
〒408-0002
山梨県北杜市高根町村山北割 3315
(ホクトシ タカネチョウ ムラヤマキタワリ)
電話:0551ー42ー1447
FAX: 0551ー47ー4784
2010年2月24日水曜日
資料館だより⑩
2010年2月17日水曜日
展示品紹介⑨ 池順鐸の青磁
池順鐸(チ・スンテク)は、 高麗青磁の再現に成功し、
韓国の陶磁器を復興させ、
現代の繁栄の礎を築いた人です。
韓国の人間文化財第4号に指定されています。
前回ご紹介したとおり、若い頃は、
伯教の通訳兼道案内役をつとめていました。
伯教と出会ったことで、人生が変わったようです。
初めて高麗青磁の再現に成功した作品は、
伯教が高価で買い上げています。
資料館には現在、
その池順鐸の青磁の作品が2点、
展示されています。
一つは上の写真の「青磁陽刻葡萄文瓶」。
高さ65センチの大作で、
葡萄の実や葉や蔓に加え、
愛嬌のある人間も二人、
浮き出るように描かれています。
そして、もう一つは高麗青磁独特の、
象嵌(ぞうがん)という技法を使った、
「青磁象嵌梅瓶」。
韓国の陶磁器を復興させ、
現代の繁栄の礎を築いた人です。
韓国の人間文化財第4号に指定されています。
前回ご紹介したとおり、若い頃は、
伯教の通訳兼道案内役をつとめていました。
伯教と出会ったことで、人生が変わったようです。
初めて高麗青磁の再現に成功した作品は、
伯教が高価で買い上げています。
資料館には現在、
その池順鐸の青磁の作品が2点、
展示されています。
一つは上の写真の「青磁陽刻葡萄文瓶」。
高さ65センチの大作で、
葡萄の実や葉や蔓に加え、
愛嬌のある人間も二人、
浮き出るように描かれています。
そして、もう一つは高麗青磁独特の、
象嵌(ぞうがん)という技法を使った、
「青磁象嵌梅瓶」。
資料館だより⑨
2010年2月7日日曜日
展示品紹介⑧ 伯教のジオラマ
2010年2月6日土曜日
資料館だより⑧
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