【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料】 大人210円  小中生100円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円

浅川伯教・巧兄弟資料館 (アサカワノリタカ・タクミ キョウダイシリョウカン)
〒408-0002
山梨県北杜市高根町村山北割 3315
   (ホクトシ タカネチョウ ムラヤマキタワリ)
電話:0551ー42ー1447
FAX: 0551ー47ー4784

2013年11月28日木曜日

「道~白磁の人~」上映のお知らせ

12月6日(金)甲府・桜座において、在日本大韓民国青年会による
市民公開講座~他?多?文化共生~」 が開かれます。
その中で、映画「道~白磁の人~」の上映と、当館館長・澤谷滋子のライブトークが行われます。
   
   <場 所>  桜座 山梨県甲府市中央1-1-7
   <時 間>  18:00~21:00
  <参加費>  500円
  <主 催>  日韓市民公開講座実行委員会
  <主 管>  在日本大韓民国青年会 他
<問い合わせ> 在日本大韓民国青年会山梨県地方本部
             〒400-0034 山梨県甲府市宝一丁目39-1
                     TEL:055-228-8814
                     FAX:055-228-8824           


   





2013年11月14日木曜日

「伯教をよむ」⑥が行われました。

11月9日(土)今年度最後の「伯教をよむ」⑥が行われました。
今回の作品は「李朝陶器の価値及び変遷に就て」です。これは伯教が38歳の時に雑誌『白樺』に発表した、陶磁器に関する伯教の初論文です。

 『白樺』 第13巻 第9号 「李朝陶磁器特集号」   編輯人・発行人 河本 龜之助
                                 発行所:洛陽堂
                                 発行年:1922(大正11)年9月



伯教の作品を間近で見ながらの解説は、ここでしか味わえない醍醐味です。










今回も朗読は下條順子先生です。赤く染まったドウダンツツジや桜の葉などで季節感たっぷりの部屋を演出してくださり、最後の「伯教をよむ」を目と耳で楽しませてくれました。

今年度も連続講座part.4「伯教をよむ」を無事終了することができました。
お忙しい中ご参加いただきましてありがとうございました。

山梨英和中学校3年生が見学に来ました。

11月8日(金)に山梨英和中学校3年生52名が見学に来ました。
山梨英和中学校は、伯教の妻たかよの母校である山梨英和女学院(現山梨英和高等学校)の中高一貫校です。見学時間の短い中、熱心に学芸員の解説に耳を傾けていました。   








2013年11月13日水曜日

高根北小4年生見学part.2

11月6日(水)開館前の9時10分、北杜市立高根北小学校4年生8名の元気な声が入り口から聞こえてきました。先月に続いて2回目の見学です。
今回はただ説明を聞くのではなく、前回の説明を聞いて自分たちでまとめたことの確認と、疑問に思ったことなどを学芸員に納得のいくまで質問していました。
                                          

「浅川兄弟のお父さんの名前”如作”は何と   読むのですか?」

「”じょさく”と読みます」


「たくさん食べ物があるね」
「おいしそうだね」 
「うちのごはんと全然ちがうよ」













「これはどうやって食べるのかな?」
「下に炭を入れて温めて食べるんだよ」

今回は校長先生も付き添いです。
温かい眼で子供たちを見守っていました。

最後はビデオを見ました。
みんな疑問は解決したかな?

2013年10月29日火曜日

「伯教をよむ」⑤が行われました

10月19日(土)「伯教をよむ」⑤が行われました。
今回の作品は「木喰さんに就いて二三」です。
これは「木喰上人之研究」第三号(編輯:柳宗悦 発行/出版:木喰五行研究会/発行年:1929(大正14)年6月15日)に掲載されたものです。
彫刻家としての伯教の眼には「変な味の、素性のよい、面白いもの」と映った木喰。
それを朗読と学芸員の集めた資料など、直接手に取って触れながらの解説で、参加者の方々にも感じとれたのではないでしょうか。(^o^)

 

次回11月9日(土)は、今年度最後の講座となります。
作品は「李朝陶器の価値及び変遷に就て」です。

抱川(ポチョン)市から見学に来ました

10月18日(金)浅川巧の縁の地として北杜市と姉妹都市となっている、韓国の京畿道・抱川市から12名が見学にきました。
抱川市は、当時巧がよく訪れていた林業試験場の出張所があったところです。
資料館の中にある「伯教と巧」のDVDを韓国語Ver.で熱心に見ていました。





2013年10月24日木曜日

高根北小4年生が見学に来ました

10月17日(木)北杜市立高根北小学校4年生8名が見学に来ました。
iPadを自由に使いこなし、写真を撮ったりメモを書いたりしながら、自分たちの町から輩出された
浅川兄弟について調べていきました。
                                                                                                                                                         浅川伯教と巧兄弟は韓国で何をしてきたのか?                        見て聞いて、しっかり学んでいきましょう!                           
「はーい」









                           

韓国の昔の靴「木履(ぼくり)」をはいてみました。                                       
 「堅くて履きにくいよ」                                                                         
 「韓国の人はよく歩けたね」                     










韓国の昔の帽子もかぶってみました。
「似合うね」                                                                                                                                                                                          「韓国の役人になったみたい」                      



    





                           

巧の植えたこの木の年輪はいくつかな?
              
数えてみよう!




           
                                                                                                                       
                                

伯教は「朝鮮古陶磁の神様」と呼ばれていたんだって。                           すごいね

先生の足ぴったり!


2013年10月3日木曜日

資料館で販売しています。

資料館では浅川兄弟に間する書籍・絵葉書・DVDなど販売しています。
9月から下記の本も扱い始めましたのでご紹介します。

韓国のやきもの 先史から近代、土器から青磁・白磁まで』  
     姜 敬淑 著  
   山田貞夫 翻訳 
          淡交社 発行           
                   
                        定価:2,400円

日本でも馴染みの深い白磁や青磁のみならず、先史時代の土器、貯蔵用の甕器(オンギ)まで、 あらゆる韓国のやきものの歴史・技法をやさしく解説する、画期的な入門書です。
土器・陶磁器の写真がたくさん載っていますので、陶磁器に興味のある方はもちろん、そうでない方も楽しめる1冊です。どうぞお手に取ってご覧になってみてください。


<その他の取扱い書籍>
冊子「浅川伯教と巧」          浅川伯教・巧兄弟資料館          500円
文庫本『白磁の人』                   江宮隆之著         580円
文庫本『朝鮮民芸論集』         浅川巧著・高崎宗司編          840円          
『韓国民芸の旅』                    高崎宗司著       1,400円
『朝鮮の土となった日本人』                 高崎宗司著        2,500円
『浅川巧 日記と書簡』                   高崎宗司編         3,000円 
『朝鮮陶磁名考』                          浅川巧著         4,800円
『回想の浅川兄弟』        高崎宗司・深沢美恵子・李尚珍編         3,800円   
『日韓交流のさきがけー浅川巧』             椙村 彩著         1,000円      
『美しい朝の国ー朝鮮の山を緑に・浅川巧ー』     水木 亮著        1,400円
『青春の柳宗悦』                       丸山 茂樹著       2,700円
『妄言の原形』                         高崎宗司著         2,800円 
『浅川伯教の眼+浅川巧の心』           伊藤郁太郎監修         2,300円      
『巧の生涯』                           小澤龍一著       1,400円

<絵葉書>  各1枚 100円
①浅川伯教画 「春」
②浅川伯教画「朝鮮の膳と文房清玩」
③「壺を持つ浅川巧」
④浅川巧著『朝鮮の膳』
⑤「浅川巧の日記」

<DVD>
映画「道~白磁の人~」                             3,700円

数は十分に取り揃えてありますが、売り切れの際は入荷までお待ちいただくこともあります。
ご了承ください。

2013年8月21日水曜日

「伯教をよむ」③が行われました。   

8月10日(土)に「伯教をよむ」③が行われました。
今回の作品は「朝鮮のお茶」と「点茶三昧を浅川伯教氏に聴く」でした。
「朝鮮のお茶」は1944(昭和19)年1月25日発行の雑誌『わび』の中の「朝鮮と茶道特集」で
掲載されました。
「点茶三昧を浅川伯教氏に聴く」は1925年に設立された「緑旗連盟」の機関誌『緑旗』
(りょっき)の1936(昭和11)年8月号に掲載されました。

昨年までの「巧の日記を読む」とは違い、伯教の作品は専門用語が入って難しいと思われ
がちですが、回を重ねるごとに参加者も増えています。じわじわと浅川伯教の”人となり”
を感じ取ってもらえているのではないかと思います。
今後益々伯教の心に迫っていきますのでお楽しみに!



                                                                次回は資料館の都合により9月29日(日)に延期となりました。
作品は「鈍翁の立体的趣味道」益田孝翁追悼文です。  

2013年7月25日木曜日

「伯教をよむ」②が行われました。

7月13日(土)に「伯教をよむ」②が行われました。
今回の作品は「彼の故郷の其の祖父」です。これは柳宗悦(1889-1961)が提唱した民芸運動の機関誌、『工藝』四十「浅川巧追悼号」1934(昭和9)年3月27日発行の中に収められた伯教による巧への追悼文です。
                                 




いつもはガラス越しに見るだけですが、今回は実物を手に取ってみることが出来ました 。

本講座の参加料には、展示の観覧料も含まれていることをご存じですか?
領収書をお持ちいただくと、その月は何度でも見学することが出来ます。講座の日に時間がなくても、日を改めて時間のある時にゆっくりと見学してみてはいかがでしょうか?

次回は8月10日(土) 「朝鮮のお茶」 「点茶三昧を浅川伯教氏に聴く」の2作品です。




 

 

2013年7月12日金曜日

「道~白磁の人~」を星空の下で観ませんか?

8月4日~25日に八ヶ岳自然文化園野外ステージで「星空の映画祭」が開かれます。
そこで「道~白磁の人~」も上映されることになりました。まだ観たことのない方はもちろん、
観た事のある方も、真夏の夜の高原で、星空を眺めながら一味違った「道~白磁の人~」をご覧になってはいかがでしょうか?
尚、当日は当館学芸員であり館長のトークショーも予定しています。映画製作裏話など、ここだけの話が聞けるかもしれませんのでお楽しみに!

   8月5日(月)  19:15開場   20:00~上映開始

             入場料  大人1,000円  子ども 500円(中学生まで)

             前売券  800円(大人のみ)

    詳しくは 星空の映画祭HPへ http://www.hoshizoraeiga.com/






2013年7月4日木曜日

小学校3年生社会科見学③

6月18日(火)北杜市立高根北小学校3年生9名が見学に来ました。
自分たちの住む町で生まれた浅川兄弟とは何をした人なのか?資料館の役割とは?など意欲的に調べていました。

 
「巧さんが考えた露天埋蔵法ってすごい発見なんだね」

   


「伯教さんは朝鮮半島の700ヵ所も窯跡調査して歩いたんだね」
「すごーい!」

  
「今の日本の地図とちがうね」
「ほんとだー」




「今年の漢字一文字を書いている清水寺の貫主さんが書いてくれました」
「何て書いてあるんだろう?」


 



  後日、うれしい「お礼の手紙」が届きました。                                       
  児童のみなさん、説明をしっかり聞いてくれてありがとう(^o^)。   


2013年6月26日水曜日

甲陵中1年生が見学に来ました。

6月21日(金)「八ヶ岳南麓」をテーマに調べ学習に取り組んでいる、北杜市立甲陵中学校1年生40名が見学に来ました。5月には「八ヶ岳南麓学ー歴史と自然と浅川兄弟」と題して当館学芸員が出張講座も行っています。
甲陵中学校は、昨年の中学3年生が「種蒔く人」で浅川巧の劇を行い、多くの人たちに感動を与えて来ました。今年もまた新しい「浅川巧」が演じられるのか楽しみです。(^o^)



2013年6月21日金曜日

「伯教をよむ」①が行われました。

平成25年度連続講座part.4「伯教をよむ」(全6回)が6月15日(土)に開講しました。
来年は伯教没後50年となりますので、それにちなんだ講座です。




第1回は1945年に刊行された『朝鮮の回顧』より「朝鮮の美術工藝についての回顧」を下條順子氏の朗読とともに、当館学芸員が時代背景や高麗青磁と日本の関係など解説しました。


次回は7月13日(土)「彼の故郷と其祖父」を予定しております。