平成29年度事業予定

平成29年度 休館日
2017年
 4月 3(月)、10(月)、17(月)、24(月)、28(木)
 5月 1(月)、8(月)、15(月)、22(月)、29(月)、31(水)
 6月 5(月)、12(月)、19(月)、26(月)、30(金)
 7月 3(月)、10(月)、18(火)、24(月)、31(月)
 8月 7(月)、14(月)、21(月)、28(月)、31(木)
 9月 4(月)、11(月)、19(火)、25(月)、29(金)
10月 2(月)、10(火)、16(月)、23(月)、30(月)、31(火)
11月 6(月)、13(月)、20(月)、27(月)、30(木)
12月 4(月)、11(月)、18(月)、25(月)、28(木)~31(日)
2018年
 1月 1(月)~4(木)、9(火)、15(月)、22(月)、29(月)、31(水)
 2月 5(月)、13(火)、19(月)、26(月)、28(水)
 3月 5(月)、12(月)、19(月)、26(月)、30(金)

2010年3月17日水曜日

浅川兄弟講座第6回目のご報告

去る3月13日(土)、午後1時30分より
資料館2階の視聴覚室において、
平成21年度第6回目となる
浅川兄弟講座が開催されました。

「浅川兄弟をめぐる、この1年の動き」
というテーマで、講師は、
『朝鮮の土となった日本人』の著者で
元・津田塾大学教授の高崎宗司氏と、
『回想の浅川兄弟』の共編者、
深沢美恵子氏のお二方。

高崎氏は、2009年に行われた
浅川兄弟関連の講演会や、
新聞・雑誌等の記事等を
韓国のものも含め、多岐にわたり紹介。
「巧と林業」という、新しい切り口もありました。

また深沢氏は昨年4月から7月にかけ、
大阪市立東洋陶磁美術館で開催された、
「浅川伯教が愛した韓国のやきもの」展の
展示内容を詳しく紹介。

約2時間の講演後には、
20名ほどの参加者の方々と、
活発な質疑応答がかわされました。

浅川兄弟講座は、来年度も開催の予定です。
詳細につきましては、決まり次第、
このブログでもお知らせいたしますので、
どうぞご期待ください。

2010年3月12日金曜日

展示品紹介⑫ 伯教の茶碗

教師を続けながら、彫刻家をめざしていた伯教は、
35歳の時に教師をやめ、以前から師事していた
新海竹太郎の内弟子になります。

妻子を抱えた身としては、
かなり思い切った決断だったでしょう。

翌年には帝展(今の日展)に入選し、
早くも結果を出しますが、翌年は自信作が落選。
その2年後には内弟子をやめ、
朝鮮半島に帰りました。

それでも、しばらくは制作を続け、
様々な美術展で度々入選し、
44歳の時には朝鮮美術展で特選をとっています。

しかし、どうやらそのあたりで
彫刻には見切りをつけたらしく、
入れ替わるように本格的に作陶を始めました。

父親がわりだった祖父・四友も焼き物をしており、
少年時代には、色々と手ほどきも
受けたということですから、
素地はあったと思われます。
美術から文学まで、
多芸多才といわれる伯教ですが、
要はクリエイティブなことが
好きだったということでしょう。

資料館だより⑫

3月10日の大雪が、まだ少し残っていますが、
資料館の近辺でも、ようやく
梅の花が咲き始めました。

今年の1月から、ご来館者の方々にアンケートで、
「浅川兄弟のどこに魅力を感じるか」
とお尋ねしています。
今のところ「人柄」と「時代背景」という
お答えが多いようです。

「時代背景」ゆえに際立つ「人柄」ではありますが、
同じ理由で、様々なご意見があることも確かです。

適正な評価は必要ですが、
単なる賞賛のみでは終わらぬよう、
資料館としても常に自戒しています。

2010年3月4日木曜日

展示品紹介⑪ 柳海剛(ユ・ヘガン)の青磁

左が「青磁鉄絵楊柳之筒型瓶」、
高さは約30センチほど。
右が「青磁竹節形瓶」で、
こちらは高さ36センチ。
どちらも柳海剛(1884-1993)の作品です。

柳海剛は、ソウル生まれ。
17歳の時、博物館で目にした高麗青磁に魅せられ、
その復興に生涯を捧げた方です。
また古陶磁蒐集や研究にも尽力しました。

前回、ご紹介した池順鐸に先立ち、
人間文化財第1号に指定されています。

伯教と親交があり、
白土が出る場所を教わったり、
伯教の紹介で、京都の高麗焼で
青磁製作の技術を修得したりということが
あったようです。

伯教は目立たないところでも、
「いい仕事」をしていたと言えるでしょう。

資料館だより⑪

上の写真は、資料館のある
「高根生涯学習センター」のロビーに
設置されているモニュメントです。

高さ約3メートル、白磁の壷をイメージし、
集成材で作られています。
建物をつくってくれた建築会社が
寄贈してくださいました。

ご来館の際は、こちらもどうぞお見逃しなく。



前回の「資料館だより⑩」でご紹介した、
高麗美術館の特別展関連の、
「『浅川巧』日記を歩く」というテーマの
韓国ツアーですが、早くも募集定員に達し
現在はキャンセル待ちの状態だそうです。

巧さん、既にかなり人気者のようです。