山梨県と姉妹友好締結している忠清北道にある韓国の国立清州博物館(清州市)において
日韓国交正常化60年を迎える今年9月4日より
『富士山に登る、山梨』という交流展示による特別展が始まりました。
日本の重要文化財や山梨県文化財、山梨県博物館所蔵の文化財など計100点ほどが展示され、そのほかに当館の大切な浅川兄弟ゆかりの重要所蔵品も海を渡って、里帰り展示されています。
清州博物館の方が展示風景の画像を送ってくださいました。
⬆浅川兄弟紹介の展示コーナー⬆当館所蔵品の展示
●浅川一家の家族写真 ●浅川巧の日記 ●伯教の描いた巧
●700箇所の窯跡調査で伯教が忠清北道で採取した陶片から10片
韓国・忠清北道の方々はじめ広く韓国の方々に、
植民地時代に人々や文化を敬愛し、
山々の緑化と文化保存に人生をかけた日本人兄弟がいたことを
知っていただく機会になればと願っています。
遠いですが、お近くまでご旅行される方がいらしたら、
ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか
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山梨県と忠清北道は1992年より姉妹友好締結を結んでおり、相互の歴史・文化を理解し合い両国の文化交流の架け橋としての役割を担うため山梨県立博物館と清州博物館とは学術交流協定も結んでおります。
2027年には清州博物館が所蔵する韓国文化遺産が山梨県立博物館で展示される予定です。