2024年9月14日 講演会をさせていただきました館長・比奈田善彦です
先日は講演会にて、私が浅川兄弟に関わった28年間を振り返りながら、浅川兄弟の顕彰活動を始めたときから浅川兄弟の生き様に感銘を受け、後世につなげていくことに邁進した私の尊敬する日本人5名、韓国人7名のあわせて下記の12名を紹介させていただきました。
高崎宗司、手塚洋一、大柴恒雄、清水九規、長坂紘司
河正雄、金成鎮、趙在明、趙萬済、金炳允、鄭好蓮、李淳柱 (敬称略)
1996年。伯教より巧の日記とデスマスクを預かり、のちの朝鮮戦争中も大事に守り抜いた金成鎮さんから当時の高根町役場への寄贈がこの資料館建設の礎となりました。
97年には巧が出張でよく行っていた現在の国立樹木園のある抱川(ポチョン)市との信頼関係の構築開始。
2001年「浅川伯教・巧兄弟資料館」開館。 2003年抱川市との姉妹都市締結が実現。
この大きな流れがあってこそ、今の資料館があり、12名の方々のご尽力があってこそと感謝申し上げ、この機会にそれぞれのご貢献を紹介させていただきました。
遠くは京都、岐阜、東京、神奈川、埼玉からもお越しになった方がいらっしゃいました。
ご参加された皆様には感謝申し上げます。ありがとうございました。
9月16日 館長:比奈田善彦
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<資料館よりお知らせ>
11月10日13:30〜15:00 第3回『浅川兄弟資料館と浅川研究の到達点』と題して
前館長:澤谷滋子氏の講演会もあります。
澤谷氏は館長を務めながら、学芸員・研究者として浅川兄弟の研究では成果をたくさん残しました。兄弟の学習まんがの原作をすべて事実を紡いで完成させ、研究者だからこその功績は北杜市の財産となりました。
10月10日から予約開始。先着30名 ご興味ある方はぜひお申し込みください。
開館日にお電話で 0551−42−1447 10:00〜17:00