【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料】 大人210円  小中生100円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円

浅川伯教・巧兄弟資料館 (アサカワノリタカ・タクミ キョウダイシリョウカン)
〒408-0002
山梨県北杜市高根町村山北割 3315
   (ホクトシ タカネチョウ ムラヤマキタワリ)
電話:0551ー42ー1447
FAX: 0551ー47ー4784

2011年8月10日水曜日

映画『白磁の人』(仮題)の製作発表が行われました

7月27日(水)、山梨県立美術館にて、映画『白磁の人』(仮題)
製作発表会見が行われ、
浅川巧(たくみ)の生涯を描いた伝記小説『白磁の人』の映画化が
動き出しました。
『白磁の人』は、作家・江宮隆之さんの手による、
日本の植民地統治下の朝鮮に渡り、朝鮮の民族と文化を愛し、
朝鮮の土となった伝説の人・浅川巧の生涯を描いた物語です。


<写真左から、小説『白磁の人』映画製作実行委員会・長坂紘司代表、
高橋伴明監督、吉沢悠さん、ぺ・スビンさん、
小説『白磁の人』著者・江宮隆之さん>

浅川巧役を吉沢悠さん、友人・青林を韓国人俳優ペ・スビンさんが演じ、
高橋伴明監督がメガホンをとり、7月29日より韓国にてクランクイン、
9月初旬には山梨での撮影が予定されています。
公開は、2012年初夏の予定です。


<左から、吉沢悠さん、ぺ・スビンさん>

映画公式ホームページ
http://hakujinohito.com/

北杜市の浅川伯教・巧兄弟のページ 
http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/komoku/manabu_asobu/bunkazai_geijyutsu/1306277272-47.html#13119034750



当館では、浅川巧生誕120年を記念して、
「朝鮮の土となった日本人 浅川巧からのメッセージ ~自然法に帰せ~」を
開催中です。
人間・浅川巧のルーツを知っていただく展示となっております。
この機会に、ぜひご来館ください。

第4回講座「林業技術者としての浅川巧」のごあんない

今月27日(土)、小林富士雄氏(大日本山林会名誉会長)を
お迎えして連続記念講座の第4回を行います。
タイトルは「林業技術者としての浅川巧」。
林学者小林富士雄氏が、浅川巧の論文を読み解く講座です。

巧は朝鮮半島の苗圃で苗木に関する
さまざまな試験・実験・調査を行いました。
のこされた論文から巧の仕事の内容を追っていきます。
巧が開発した「露天埋蔵法」とは、
具体的にはどのようなものなのでしょう?
当時の朝鮮半島の林政は、どのようなものだったのでしょう?


巧の生き方には、本業である林業技術者としての面が
大きく影響しています。
本講座は、もっと深く浅川巧を知っていただける機会です。
皆様のご参加をお待ちしております。

お申し込み、お問い合わせは、
浅川伯教・巧兄弟資料館までお願いします。
電話:0551-42-1447
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本年度の講座は、
参加費:無料
時間:午後1時30分~午後3時
会場:浅川伯教・巧兄弟資料館
定員:40名(先着順、要事前申込)
となっております。
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2011年8月2日火曜日

抱川市と北杜市の中学生が見学に来ました

7月27日、開館と同時に抱川市と北杜市の中学生、
総勢20名が来館されました。

抱川市と北杜市では、姉妹結縁盟約書の調印をしており(詳細はコチラへ)、
両市の中学生が、隔年で訪問と受入をして交流を図っています。
今年は、北杜市に抱川市の中学生をお迎えする年です。

両市の代表となる中学生たち、今年も熱心に
当館の展示と解説のビデオを観てくれました。
ふと見ると、ハングル版の資料館の案内を
熱心に読んでいる抱川市の子達が!

その真剣な様子に、思わずカメラのシャッターを。
一生懸命に「知ろう・学ぼう」としてくれる姿勢に、
とても励まされ、嬉しくなりました。

皆さんの「知りたい・学びたい」というご期待に応えられるように、
資料館のスタッフも頑張ります!

第3回講座「祖父 小宮山清三を語る」が行われました

7月23日(土)に小宮山要氏をお迎えして、
連続記念講座の第3回「祖父 小宮山清三を語る」が行われました。

講座の主題になっている小宮山清三は、浅川兄弟に朝鮮の美術品を、
柳宗悦に木喰を出会わせた、歴史的にも、美術史的にも、
この時代のキーパーソンです。
お写真を拝見しますと、たいへんにハンサムな方で、
堂々とした大人物であり、人望の厚かったことが伺えます。
実際の小宮山清三が、どのような人であったのか、
御令孫・小宮山要氏にお話していただきました。

小宮山清三は、池田村(現・甲府市池田)の村長を務め、
山梨県の誇る観光地「御岳昇仙峡」や「湯村温泉郷」を開発した人であり、
川の氾濫と旱魃に悩む池田村の治水と耕地整理を行い、
それに伴う農業の発展に尽力した人でした。
それのみならず、全国的な消防組織の統一と
科学的な消防動作の普及を目標にして、
自治消防の実践と消防理論の講演などを
北海道から九州にかけて精力的に活動したことで
「近代消防の父」とも呼ばれました。

たくさんの業績を残した背景に、
清三が生涯実行をし、守った理念が二つ。
村を守ることで国を興す「護郷立国」と、
村人全員がひとつの家族となって協力する「一村一家族主義」です。
講演の間、清三の信念がそれらの思想の基盤にあり、
その結果、たくさんの業績を残されたのだと伝わってきました。
今後は今以上に、重要な研究対象となっていくのではないかと思います。

終わりに、当時の写真をスライドで鑑賞しましたが、
全てにおいてスケールが大きく、
「山梨に小宮山清三あり」と感じるものでした。
小宮山要氏のお話はご親族でなくては語れない有意義なお話で、
時に笑いも起こり、終始楽しく、興味深くお話を伺えました。
ご来場いただきました皆様にもご満足いただけたことと思います。

お暑い中、お集まりいただき、本当にありがとうございました。

次回は、第4回講座を8月27日(土)に開催します。
大日本山林会名誉会長の小林富士雄氏をお迎えして、
「林業技術者としての浅川巧」という題でお話をしていただきます。
皆様のお申し込みをお待ち申し上げます。

お申し込み、お問い合わせは、
浅川伯教・巧兄弟資料館までお願いします。
電話:0551-42-1447
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本年度の講座は、
参加費:無料
時間:午後1時30分~午後3時
会場:浅川伯教・巧兄弟資料館
定員:40名(先着順、要事前申込)
となっております。
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2011年7月28日木曜日

速報! 映画「白磁の人」(仮題)の製作発表

浅川巧の生涯を描いた映画「白磁の人」(仮題)の製作発表会見が、
2011年7月27日に山梨県立美術館で行われました。














原作は、江宮隆之さんの同名小説で、
浅川巧役には俳優の吉沢悠さん、
浅川の親友役には韓国人俳優のペ・スビンさんに決まりました。














撮影は7月下旬から韓国で行われ、
9月には県内での撮影も予定されているとのことで、
2012年初夏の公開を予定しています。

2011年7月12日火曜日

第2回「『巧の日記』を読む」を行いました

7月9日(土)、第2回「『巧の日記』を読む」を行いました。

8月の日記は今までの月と比べて、長いものになっています。
巧にとって、考えること、思うことが多い月であったと言えるでしょう。
8月の巧は、美しいものにも、自らの心持ちに対しても、
それまでよりも強く日記に感情を吐露しています。
長いので、今回の朗読は大正11年8月1日の日記から18日分までです。



一部を紹介します。
8月6日には、朝から蓮の花摘みに出かけ、
「蓮の花を例の蓮花染付の壷に挿したら美しかつた。部屋中に輝いた。
牧栄はお嬢さんのようだと評した。子供の実感は当つてゐる」
と著しています。
暑い夏の日に、白く膨らんだ蓮の花で涼をとる様子に、
巧のお気に入りである「蓮花文壷」の華やぐ姿が見えるようです。

また翌7日は、柳宗悦から来た原稿
「失われんとする一朝鮮建築の為に」を読んで、
「柳さんから光化門を弔うための原稿が来た。なかなかよく書けて居る。
これを読んだら誰でも朝鮮に対する同情、人類的の愛が怯えると思ふ」

と記しています。
朝鮮人に対して無理解な日本人に向けた、
巧の心情がよく表れている日です。

15日では、交流のあった若い軍人たちと雑談し、
うち一人が「今度戦争があったら金鵄勲章を得るか死ぬか
どつちかにする覚悟だ」
というのに対して、
「君が金鵄勲章を貰つて凱旋する時
僕は非戦論者の故を以て監獄に居るであろう」
と答え、
「これだけは僕の本音だ」と書いています。
植民地政策、軍のあり方に対して、巧の真情が伝わってきます。

そのほかにも、武者小路実篤の謳う「新しき村」についても、
巧は率直に意見を述べています。
「新しき村」についての巧の考えは、
19日以降もたくさん書き綴っていますので、
8月20日(土)の第3回講座はそのあたりもお話できるかと思います。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。

今回も下條先生がお持ちくださった美しい夏椿や紫陽花、紫露草が、
会場を涼やかにしてくれました。
お暑い中、ご出席いただきました皆様、ありがとうございました。

2011年7月1日金曜日

山梨放送の撮影がありました

早いもので、もう7月になりました。
七月の異名に「涼月」があります。
ここ北杜市でも暑い日が続いており、
暑さが厳しい時期にあえて「涼」と字をあてた
昔の人たちの粋を感じます。

さて、今日は山梨放送の撮影がありました。
7月9日放送予定の「ヤマナシプロデュース」という番組です。
アナウンサーの三浦実夏さんを当館学芸員澤谷が案内しました。


常設展示室と、現在開催している浅川巧 生誕120年記念の企画展
「朝鮮の土となった日本人 浅川巧からのメッセージ ~自然法に帰せ~」を
紹介しています。
番組をご覧いただき、浅川兄弟について知っていただけたら嬉しいです。


皆様のご来館をお待ち申し上げます。