【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料】 大人210円  小中生100円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円

浅川伯教・巧兄弟資料館 (アサカワノリタカ・タクミ キョウダイシリョウカン)
〒408-0002
山梨県北杜市高根町村山北割 3315
   (ホクトシ タカネチョウ ムラヤマキタワリ)
電話:0551ー42ー1447
FAX: 0551ー47ー4784

2023年11月2日木曜日

11月19日は どなたでも観覧料無料です

 11月20日は 山梨県「県民の日」です。

当館ではその日は休館日にあたるため、前日の19日に「県民の日」に際して

観覧料無料といたします。

どちらからお越しかの集計をさせていただきたいので、いったん受付を済ませてから、ご観覧ください。ご協力お願いいたします

北杜市内では「北杜市郷土資料館」、「北杜市考古資料館」、「平田家」は従来通り11月20日(月)が観覧料無料の日になります

2023年10月4日水曜日

10月28日(土)、29日(日)に車でご来館予定の方へ

 10月28日(土)、29(日)は当館駐車場にてイベントが開催されるため、駐車することができません。

臨時駐車場まで当日の誘導員に従ってください。

大変ご迷惑をおかけしますが、ご了解いただけますようお願いいたします。



2023年9月6日水曜日

北杜市・抱川(ポチョン)市姉妹都市交流20周年記念(「浅川兄弟記念公園」の整備)

 2003(平成15)年3月21日に「北杜市・抱川市姉妹結縁締結」から今年で20年経過したことを記念して、8月4日~6日にかけて韓国京畿道抱川市より、白永絃(ぺク・ヨンヒョン)抱川市長を団長とした22名の訪問団が来訪され、 上村北杜市長はじめ北杜市民との交流を深めました。

6日には当館を熱心に見学してくださり、式典後、当館の南側に位置する『浅川伯教・巧兄弟記念公園』の竣工式と『チョウセンゴヨウ松の記念植樹』を行いました。


↑来賓の方々と共に公園竣工記念テープカットを行いました。
(左から 清水光偲ぶ会会長◆河正雄(ハ・ジョンウン)様◆京畿道議会議員尹忠植(ユン・チュンシク)様◆白永絃(ペク・ヨンヒョン)抱川市長◆駐横浜大韓民国領事館金玉彩(キム・オクチェ)総領事◆上村北杜市長◆浅川力三山梨県議会議員
◆福井太一山梨県議会議員◆福井俊克北杜市議会議長◆小林明北杜市副市長)

公園には河正雄(ハ・ジョンウン)様が石像(済州島トルハルバン)や庭石を寄贈してくださったことがきっかけとなり、ソウル市忘憂里共同墓地にある浅川巧のお墓にある顕彰碑の同サイズのレプリカも設置いたしました。

それは韓国の方々にいかに巧が慕われていたかが偲ばれるもので、1984年に韓国林業試験場の巧の後輩にあたる方々により【韓国の山と民藝を愛し、韓国人の心の中に生きた日本人、ここ韓国の土となる】とハングルで刻まれています。

白永絃抱川市長のごあいさつでは「浅川巧先生が朝鮮半島の緑化事業に強い熱意をもって作られた抱川市国立樹木園は現在ではユネスコ生物圏保全地域に指定された大韓民国を代表する樹木園であり、山林資源研究の大変重要な役割を果たしております」と語ってくださいました。

現在は百日紅の大木の花も満開で、芝も安定してきました。

当館のみならず、たかね図書館ややまびこホールへお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

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ここであらためまして、上村 北杜市長からの挨拶を紹介させていただきます

<挨拶> 

浅川伯教・巧兄弟記念公園は、抱川市との姉妹都市交流20周年事業の一環として、このたび整備を行いました。関係者及び庭石や公園碑をご寄贈いただいた河正雄様、浅川伯教・巧兄弟を偲ぶ会の皆様に心から感謝申し上げます。

巧が働いていた林業試験場があったことが縁となり、抱川市との間で姉妹結縁が締結され、これまで様々な交流が続けられました。

この公園には、ソウル忘憂里共同墓地にある巧の墓の脇に林業試験場の同僚の方々が建立した巧の記念碑のレプリカを設置しました。巧の生き方を端的に顕した記念碑をも見ることで、多くの方に巧の精神に触れていただきたいと思います。

また、公園には抱川市との交流20周年を記念し、チョウセンゴヨウマツを植樹しました。韓日多くの方々の努力で開いてくださった交流も20年を迎えることができました。このチョウセンゴヨウマツが日々成長していくように、抱川市との交流も50年、100年と続けられ、友好交流の大樹と育てていきたいと願っております。

本市としましては、これからも浅川兄弟の精神の継承に努め、この公園を北杜市と抱川市、日本と韓国の末永い友好のシンボルとしていきたいと思います。

                     2023年8月6日  北杜市長 上村 英司






2023年7月13日木曜日

「北杜市・韓国抱川(ポチョン)姉妹都市交流」   20周年記念写真パネル展 開催中

2023年 6月10日(土)~11月12日(日) 10:00~17:00(入館は16:30まで)

浅川伯教・巧兄弟資料館 2階展示室     ★この写真展のみは無料です 

<休館日は下記の浅川兄弟資料館と同じです>


 今年は北杜市と浅川巧が勤めていた林業試験場があったことがご縁で、
韓国抱川(ポチョン)市が2003年に姉妹結縁を締結してから
20年の節目を迎えました。
抱川市と北杜市となってからも文化交流や中学生のホームステイ事業、
職員相互派遣交流などが行われてきました。
姉妹結縁締結から20年、交流の歩みを振り返るとともに、
姉妹都市抱川市の魅力をお伝えします。


これを記念して8月4日~6日に間、白永絃(ペク・ヨンヒョン)抱川市長をはじめとする
24名の訪問団が北杜市に来訪し、イベントなどに参加し、市民との交流を深めます。
8月6日には「北杜市・抱川市姉妹結縁20周年記念」として、
『浅川伯教・巧兄弟記念公園竣工式典』を行い、
「浅川巧墓地にある顕彰碑レプリカの設置」と
「チョウセンゴヨウの植樹」を行います。

2023年4月27日木曜日

北杜市民バス 時刻表 令和5年度

JRでお越しの方へ 


JR長坂駅が最寄りの駅ですが、普通電車のみ停車します。
JR小淵沢駅(急行なども停まります)、JR日野春駅を通るバスもあります。
最寄りのバス停「高根総合支所」より当館まで徒歩5分です

<1乗車:一般 200円  高校生以下、障がい者及び介護人 100円>

小淵沢駅    長坂駅     高根総合支所  日野春駅
 9:40 → 10:00 → 10:12          1号車
        10:21 → 10:34 → 11:07  0号車
        13:15 → 13:28 → 14:01  0号車
13:15 → 13:34 → 13:46          1号車
        15:05 → 15:18 → 15:51  0号車
                17:22 → 17:56  1号車(土日祝運休)


日野春駅    高根総合支所  長坂駅     小淵沢駅
 9:08 →  9:42                  0号車 
10:56 → 11:30 → 11:42          0号車  
13:51 → 14:25 → 14:37          0号車
        14:55 → 15:07 → 15:26  1号車
15:31 → 16:05 → 16:17          0号車
        17:04 → 17:16 → 17:35  1号車(土日祝運休)





2023年1月25日水曜日

久々の韓国訪問 2023年1月11日~13日

 コロナ禍の約4年間では韓国訪問が叶いませんでしたが、2023年1月11日から13日まで、やっと韓国を訪問することができ、巧さんの墓参と抱川(ポチョン)市との姉妹結縁20周年の交流内容についての協議を行いました。

(現在は忘憂(マンウ)歴史文化公園という名称になった墓地内にある巧のお墓)

上村北杜市長、福井議会議長にとっては初訪問であり、1日目には社団法人・ソウル国際親善協会の李淳柱(イ・スンジュ)会長のご手配によって浅川巧の墓参を行いました。在大韓民国日本国大使館公務文化院の中條一夫院長(公使)、国際交流基金ソウル日本文化センターの加藤剛(タケシ)所長、清州大学校の閔徳基(ミン・ドッキ)名誉教授、高麗大学の嚴仁卿(オム・インキュン)教授、財団法人・蘇湖文化財団の金炳允(キム・ビョンユン)理事長、鄭好蓮(チョン・ホヨン)さん、李熙健(イ・ヒゴン)財団など、浅川巧を敬愛する多数の韓国関係者も参加してくださいました。

2日目は抱川市を訪問し、白永紘(ペク・ヨンヒョン)抱川市長、チョン・ドクチェ副市長の歓迎を受けました。



今年が「姉妹結縁20周年」に当たることから、記念式典を行うための協議や姉妹結縁の継続を確認するために『覚書』に両市長が署名を行いました。また抱川市には指名結縁のきっかけになった浅川巧が働いていた当時の中部林業試験場がありましたが、現在は韓国の人々の憩いの公園となっている『国立樹木園・光陵(クァンルン)の森』を見学させていただきました。

                          館長 比奈田 善彦

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巧のお墓について。。

巧の勤めていた林業試験場の後輩の後輩にあたるのちの場長になった趙在明(チョ・ジェミョン)さんが巧のお墓の使用許可書に『親戚』と記入して許可を得たことで、墓地の存続が維持できました。

1984年にその趙さんが中心になり、当時の林業試験場の職員一同で記念碑が建てられました。そのハングルの碑文には『韓国の山と民藝を愛し、韓国人の心の中に生きた日本人、ここ韓国の土となる』と刻まれています。

(伯教デザインの白磁の壷をかたどった墓標)

高崎宗司著「朝鮮の土となった日本人」から引用すると、「夫と娘一人残して死んだが、びっくりするくらい頻繁に墓参りをするので、彼女らが<両手、両膝>をついた場所・八か所の芝が死んだ。それを見て、韓国人たちが感銘を受けた」という話が書かれています。