【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
観覧料】 大人210円  小中生100円
20名様以上の団体料金 大人100円 小中生50円

浅川伯教・巧兄弟資料館 (アサカワノリタカ・タクミ キョウダイシリョウカン)
〒408-0002
山梨県北杜市高根町村山北割 3315
   (ホクトシ タカネチョウ ムラヤマキタワリ)
電話:0551ー42ー1447
FAX: 0551ー47ー4784

2011年7月28日木曜日

速報! 映画「白磁の人」(仮題)の製作発表

浅川巧の生涯を描いた映画「白磁の人」(仮題)の製作発表会見が、
2011年7月27日に山梨県立美術館で行われました。














原作は、江宮隆之さんの同名小説で、
浅川巧役には俳優の吉沢悠さん、
浅川の親友役には韓国人俳優のペ・スビンさんに決まりました。














撮影は7月下旬から韓国で行われ、
9月には県内での撮影も予定されているとのことで、
2012年初夏の公開を予定しています。

2011年7月12日火曜日

第2回「『巧の日記』を読む」を行いました

7月9日(土)、第2回「『巧の日記』を読む」を行いました。

8月の日記は今までの月と比べて、長いものになっています。
巧にとって、考えること、思うことが多い月であったと言えるでしょう。
8月の巧は、美しいものにも、自らの心持ちに対しても、
それまでよりも強く日記に感情を吐露しています。
長いので、今回の朗読は大正11年8月1日の日記から18日分までです。



一部を紹介します。
8月6日には、朝から蓮の花摘みに出かけ、
「蓮の花を例の蓮花染付の壷に挿したら美しかつた。部屋中に輝いた。
牧栄はお嬢さんのようだと評した。子供の実感は当つてゐる」
と著しています。
暑い夏の日に、白く膨らんだ蓮の花で涼をとる様子に、
巧のお気に入りである「蓮花文壷」の華やぐ姿が見えるようです。

また翌7日は、柳宗悦から来た原稿
「失われんとする一朝鮮建築の為に」を読んで、
「柳さんから光化門を弔うための原稿が来た。なかなかよく書けて居る。
これを読んだら誰でも朝鮮に対する同情、人類的の愛が怯えると思ふ」

と記しています。
朝鮮人に対して無理解な日本人に向けた、
巧の心情がよく表れている日です。

15日では、交流のあった若い軍人たちと雑談し、
うち一人が「今度戦争があったら金鵄勲章を得るか死ぬか
どつちかにする覚悟だ」
というのに対して、
「君が金鵄勲章を貰つて凱旋する時
僕は非戦論者の故を以て監獄に居るであろう」
と答え、
「これだけは僕の本音だ」と書いています。
植民地政策、軍のあり方に対して、巧の真情が伝わってきます。

そのほかにも、武者小路実篤の謳う「新しき村」についても、
巧は率直に意見を述べています。
「新しき村」についての巧の考えは、
19日以降もたくさん書き綴っていますので、
8月20日(土)の第3回講座はそのあたりもお話できるかと思います。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。

今回も下條先生がお持ちくださった美しい夏椿や紫陽花、紫露草が、
会場を涼やかにしてくれました。
お暑い中、ご出席いただきました皆様、ありがとうございました。

2011年7月1日金曜日

山梨放送の撮影がありました

早いもので、もう7月になりました。
七月の異名に「涼月」があります。
ここ北杜市でも暑い日が続いており、
暑さが厳しい時期にあえて「涼」と字をあてた
昔の人たちの粋を感じます。

さて、今日は山梨放送の撮影がありました。
7月9日放送予定の「ヤマナシプロデュース」という番組です。
アナウンサーの三浦実夏さんを当館学芸員澤谷が案内しました。


常設展示室と、現在開催している浅川巧 生誕120年記念の企画展
「朝鮮の土となった日本人 浅川巧からのメッセージ ~自然法に帰せ~」を
紹介しています。
番組をご覧いただき、浅川兄弟について知っていただけたら嬉しいです。


皆様のご来館をお待ち申し上げます。

2011年6月28日火曜日

第2回講座「浅川兄弟と出会って」が行われました

6月25日(土)に、記念連続講座
第2回「浅川兄弟と出会って」が行われました。
今回は、浅川兄弟の研究者として高名な高崎宗司先生(津田塾大学教授)、
深沢美恵子先生(山梨英和大学国際交流センター長)、
李尚珍先生(山梨英和大学助教)をお招きしての鼎談でした。
本来なら、お一方ずつお招きして講座を持っていただく先生方なのですが、
一度にお集まりいただき、浅川伯教・巧兄弟資料館ならではの
大変に贅沢な鼎談となりました。


<10年以上にわたり、浅川兄弟研究にたずさわってきました>


<会場にはたくさんの方にお越しいただき、熱気溢れる講座となりました>

「浅川兄弟と出会って」という題で、深沢先生が司会進行をしてくださり、
高崎先生と李先生に、それぞれ浅川兄弟を知り、
研究を始めたきっかけや時期などをお話いただきました。
その後、2004年に先生方が韓国を旅された際に出会った方々との
エピソード、その成果として著された『回想の浅川兄弟』(風草館刊)の
お話を伺いました。
研究としての切り口だけでなく、先生方の仲の良さがにじみ出る、
柔らかな雰囲気の中でたくさんのお話しが聞けた講座となりました。
深沢先生には、終始楽しい語り口で進行していただき、
随所に笑いが起こる楽しい鼎談でした。

<浅川兄弟をとおして韓国で出会った人たちの写真を見る先生方>

お集まりいただきました皆様、ありがとうございました。
次回は、7月23日(土)です。浅川兄弟に朝鮮の焼き物を、
柳宗悦に木喰上人を引き合わせた、小宮山清三。
御令孫小宮山要様をお招きします。
題は「祖父 小宮山清三を語る」。
皆様のお申込をお待ち申し上げます。

お申込、お問い合わせは、
浅川伯教・巧兄弟資料館までお願いします。
電話:0551-42-1447
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本年度の講座は、
参加費:無料
時間:午後1時30分~午後3時
会場:浅川伯教・巧兄弟資料館
定員:40名(先着順、要事前申込)
となっております。
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2011年6月15日水曜日

第1回「『巧の日記』を読む」を行いました

6月11日(土)、「『巧の日記』を読む」講座(全6回)が開講しました。
下條順子先生(朗読の会『ななつぼし』会員)の朗読と、当館学芸員による解説で約2時間の講座となりました。

本講座は、朗読を聞きながら、日記の本文を目で追うことで、耳と目の両方で読むことを楽しめる講座です。
今回も、下條先生の柔らかなお声による朗読で、巧の生きた時代の生活ぶりや、巧の心の在りようが伺えました。
今年度は昨年度講座の続きで、大正11(1922)年7月1日の日記から読み始めましたが、初めて参加される方にも楽しんでいただけるように、ポイントとなる箇所を当館学芸員が解説をまじえ、それ以前の日記も振り返りながら進めますので、どうぞお気軽にご参加ください。
次回は8月1日の日記から読む予定です。

会場は下條先生がお持ちくださった花々で彩りを添えられ、山法師の大きな枝が見事でした。
山法師の枝に鳥の巣を発見し、受講された皆様と「何の巣だろう」、「巣立った跡はあるか」と盛り上がりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

2011年6月4日土曜日

第1回講座「浅川兄弟と柳宗悦」が行われました

5月28日(土)、講師に尾久彰三先生(元日本民藝館学芸部長)をお迎えし、
第1回講座「浅川兄弟と柳宗悦」が行われました。


当日はあいにくの雨の中、市内の方々をはじめ、
遠方からお越しの方々にも多数お集まりいただきました。
誠にありがとうございました。

プロジェクターを使って写真資料を投影し、
一点一点を丁寧に説明をしていただき、
盛りだくさんの内容となりました。
尾久先生の豊富な知識と話題はもとより、
日本民藝館ならではの貴重かつ美しい写真群も、
お楽しみいただけたのではないでしょうか。

今月25日は、第2回講座「浅川兄弟に出会って」と題し、
高崎宗司先生、深沢美恵子先生、李尚珍先生の鼎談を予定しています。
皆さまのご参加をお待ち申し上げております。
(ご希望の方は、当資料館 電話:0551-42-1447 までお申し込みください)

最後になりましたが、満員の視聴覚室はプロジェクターの熱気で蒸し暑く
なり、苦しい思いをされた方もいらっしゃられたかと思います。
お詫び申し上げます。

2011年6月1日水曜日

浅川巧 生誕120年記念 連続講座のお知らせ

本年度の講座は、浅川巧 生誕120年を記念した、
120年記念連続講座(全6回)と
「『巧の日記』を読む」(全6回)の
二本立てとなっております。



【120年記念連続講座】(全6回)

好評のうちに終了いたしました。ありがとうございました。

5月28日(土) 第1回「浅川兄弟と柳宗悦」
 講師:尾久彰三氏(元日本民藝館学芸部長)



6月25日(土) 第2回「浅川兄弟と出会って」(鼎談)
 講師:高崎宗司氏(津田塾大学教授)
    深沢美恵子氏(山梨英和大学国際交流センター長)
    李尚珍氏(山梨英和大学助教)

7月23日(土) 第3回「祖父小宮山清三を語る」
 講師:小宮山要氏



8月27日(土) 第4回「林業技術者としての浅川巧」
 講師:小林富士雄氏(大日本山林会名誉会長)


9月24日(土) 第5回「映画 白磁の人にみる浅川巧」
 講師:小澤龍一氏(小説『白磁の人』映画製作実行委員会事務局長)

10月22日(土) 第6回「浅川巧に託すること」
 講師:江宮隆之氏(小説『白磁の人』著者)




【「『巧の日記』を読む」】(全6回)

好評のうちに終了いたしました。ありがとうございました。
6月11日(土)、7月9日(土)、8月20日(土)、
9月17日(土)、10月8日(土)、11月12日 19日(土)

 朗読:下條順子氏(朗読の会「ななつぼし」会員)
 解説:当館学芸員

皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

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すべての講座に共通する事項

参加費:無料
時間:午後1時30分~午後3時
会場:浅川伯教・巧兄弟資料館
定員:40名(先着順、要事前申込)

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お申込、お問い合わせは、
浅川伯教・巧兄弟資料館までお願いします。
電話:0551-42-1447