6月11日(土)、「『巧の日記』を読む」講座(全6回)が開講しました。
下條順子先生(朗読の会『ななつぼし』会員)の朗読と、当館学芸員による解説で約2時間の講座となりました。
本講座は、朗読を聞きながら、日記の本文を目で追うことで、耳と目の両方で読むことを楽しめる講座です。
今回も、下條先生の柔らかなお声による朗読で、巧の生きた時代の生活ぶりや、巧の心の在りようが伺えました。
今年度は昨年度講座の続きで、大正11(1922)年7月1日の日記から読み始めましたが、初めて参加される方にも楽しんでいただけるように、ポイントとなる箇所を当館学芸員が解説をまじえ、それ以前の日記も振り返りながら進めますので、どうぞお気軽にご参加ください。
次回は8月1日の日記から読む予定です。
会場は下條先生がお持ちくださった花々で彩りを添えられ、山法師の大きな枝が見事でした。
山法師の枝に鳥の巣を発見し、受講された皆様と「何の巣だろう」、「巣立った跡はあるか」と盛り上がりました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。