「浅川伯教・巧兄弟を偲ぶ会」による恒例の総会が行われました。
場所は、資料館のお隣“高根ふれあい交流ホール”。
とんがり屋根が目印のこちらのホールは、
山梨県建築文化激励賞を贈られたほか、
車の広告に使用されるなど、定評のある建物です。
内装には山梨県産のカラマツ材をたっぷりと使用しており、
しっとりとした香りに包まれながらの会となりました。
総会では事務報告、映画製作報告と続き、
「浅川巧からのメッセージ」と題した
浅川巧の出身校にあたる山梨県立農林高等学校長
石坂正継氏の講演が行われました。
上の写真は石坂先生が持参されたチョウセンゴヨウ。
向かって左の苗が浅川巧が開発した
「露天埋蔵法」を行ったもの、
右が普通に発芽させたものだそうです。
発芽率の違いは一目瞭然ですね。
研究者としての浅川巧の実績を実感させられました。