【令和3年6月13日(日)川口市在住の河正雄(ハ・ジョンウン)様寄贈の「浅川伯教・巧兄弟顕彰レリーフ」除幕式を挙行する予定でしたが、山梨県知事から「コロナウィルス感染予防の外出等自粛要請」が行われたことから中止となりました】
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河さんは高校生の時に浅川巧を知り「私が在日として生きるための人生哲学を学んだ敬愛する日本人の一人として浅川巧のように生きることに努めてきた」と語られています。
そして今年、令和3年(2021年)は「浅川巧生誕130年」「没90年」「浅川伯教・巧兄弟資料館開館20周年」の節目にあたる年であるため、浅川巧との出会いから60余年の集大成として、北杜市へ寄贈してくださいました。
レリーフへの想いは「露堂堂(ろどうどう)と生きること」「五重に徳を積むこと」「横から見ても五重の塔に見えるように」「三段目、四段目の台石の高さが違うのは、人生には曲折があること」を魂を込めてデザインしました。と語られています。
資料館前のシンボルツリーである「さるすべりの巨木」の横に、兄弟の幼ないころに見つめていたように、今も八ヶ岳を臨むよう建立されました。
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●北杜市としては浅川巧を顕彰する事業の一貫として、巧の生涯を描いた漫画を現在制作中であり、今秋完成予定です☺
左が巧 右が伯教 その下に「露堂堂」
河正雄さんご夫妻
レリーフの後ろ面 書は狭山 植松永雄 様