新しい年を迎え、常設展示室の展示を一部変更いたしました。
入り口に近い、年表パネルの下の展示ケースの中にご注目。
年表で兄弟の幼少期にあたる場所に設置されたケースは、
幼くして父を亡くした兄弟を慈愛の下に育てた
祖父・蕪庵(小尾)四友関連の展示となりました。
また、二人が朝鮮半島で生活している頃にあたる場所のケースには、
1914年に伯教が朝鮮半島から日本に住む柳宗悦に手土産として持参し、
朝鮮陶磁器が日本に紹介されるきっかけとなった
「青花草花文面取壺(せいかそうかもんめんとりつぼ)」の複製と、
その壷の原型と同じ形だと言われている
「青花草花文瓢型瓶(ひょうけいびん)」を展示しています。
そのほかの部分も若干変更がございますので、
以前にご覧になったことがあるという方にも、
またご来館いただけたらと思います。
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