北杜市の資料館

2010年1月11日月曜日

資料館だより⑤

資料館の周辺を歩いていますと、
あちこちで石仏を見かけます。

上の写真のように風化して、
元の形がわかりにくくなっているものもありますが、
このあたりで一番多いのは馬頭観音だそうです。

馬の守護から慰霊まで、
幅広い信仰を集めた観音さまです。
馬が家族の一員だったことの証でしょう。

伯教さんも生まれ故郷のことを、
「馬と同居して居ると人の云ふ処」と書いています。

後にクリスチャンとなる浅川兄弟ですが、
路傍の仏さまの中には、
若かりし伯教さん巧さんの知られざるエピソードを、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿